初・里山整備体験バスツアー 大成功!
東海自然学園が行う自然環境保全事業として、「森林公園整備科」と「瀬戸里山整備科」が整備活動を行っています。「森林公園整備科」は森林公園内の普段は入れない森で整備活動すると共に、公園内の動植物の観察も行っています。「瀬戸里山整備科」は瀬戸市にある個人所有の竹林で、人と竹が共生でき、竹細工の材料やタケノコの恵みを得る等、ゆったりと気持ちよく歩くことができる竹林を目指し整備を行っています。
12月18日(木)、学園初の試みとして、この2か所の整備活動のフィールドを巡り、整備地の見学と整備体験を行う、バスツアーが開催されました。
バスの中では、まず ●森へ入る際には、森への敬意と自身への戒めのため「ご安全に」と声を出すこと●植生調査をした上で作業をされていること●道具の管理(特に刃物)には仲間同士互いを厳しくチェックしておられることなど、里山整備に必要な心構えを学び、 いざ体験へ!

午前は森林公園にて倒木作業を体験!「受け口」「追い口」「ツル」など初めて耳にする言葉と、慣れないノコギリで樹木を切り倒す緊張と快感を味わいました。木を倒すことで視界が広がり、森に明るさが増したことも実感でき貴重な体験となりました。



午後は瀬戸里山整備科のフィールドへ移動!10年前は鬱蒼とした薄暗い竹藪が今は明るく美しい竹林に整備されておりました。まさに継続は力なり!「受け口切ります!」「ロープお願いします!」「倒します!」 声を掛け合う重要性を体験から学びました。



夕刻、バスツアーは、達成感や充実感を味わった後の心地よい疲れの中で解散となりました。この日、お土産で頂いた竹は、思い思いに加工され、お正月には「門松」として、参加者皆さまのお宅の門口を飾ることと思います。
今年も一年ありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください!

