NPO法人 東海自然学園 – 東海シニア自然大学

愛知・名古屋で東海シニア自然大学を運営する、特定非営利活動法人東海自然学園のサイト。東海シニア自然大学は、大人のための自然環境の学び場です。

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受講案内

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東海シニア自然大学 第20期生 募集概要

日時

2024年4月~2025年3月 隔週火曜日  10:00~15:30 (年間30回)
※会場や講師などの都合により、一部他の曜日に開催する場合があります。

場所

名古屋市内・近郊を中心としたフィールド

対象

おおむね50歳以上
(*50代~80代までの方が楽しく意欲的に学んでおります。)

定員

72名(36名2クラス)先着順

費用

受講料 94,000円(保険料・資料代・消費税込み)
年会費 4,000円
交通費・宿泊費は別途
(※入学後のご返金はできません。)

主催

特定非営利活動法人 東海自然学園

後援

愛知県・名古屋市

問合せ

TEL・FAX: 052-265-9019
[問い合わせ] よりご連絡ください

ここが違う 5つの特徴 「フィールドで実践する本気の学び場」

1、体系的に学べるカリキュラム   ~約30科目の講座群と多彩なフィールド~

幅広い分野を体系的に学べるから、自然の生態系が理解できます。

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  • 通常の講座日程のほか、合宿や修学旅行なども実施します。
  • 基本的には現地集合です。遠方や交通の便が悪いフィールドの場合は、移動に貸切バスをご用意します。
    ※カリキュラムやフィールドは過去の実績です。内容は年度毎に変更する場合があります。

2、充実した一流講師陣   ~東海地域で活躍する専門家・実践家たち~

各分野で活躍する専門家・実践家が揃っているから、確かな知識を習得できます。

只木良也さん
(名古屋大学 名誉教授)
 小野木 三郎さん
(日本自然保護協会 専任講師)
ph_tadaki京都大学大学院博士課程修了。 農林省林業試験場 研究室長、信州大学理学部 教授、名古屋大学農学部 教授を経て、 現在、プレック研究所 顧問、名古屋大学 名誉教授(農学博士)。 1986年、日本農学会賞受賞。 著書に『森と人間の文化史』(日本放送出版協会)、『森の文化史』(講談社)、 『ことわざの生態学』(丸善)、『森林はなぜ必要か』(小峰書店)など。 ph_onogi自称 “楽老自遊人”。岐阜県下小中学校 教諭、岐阜県博物館 学芸員、高山短期大学飛騨自然博物館 学芸員・講師などを経て、現在、岐阜県環境審議会 委員、高山市環境審議会 委員、(財)日本自然保護協会「自然観察指導員講習会」講師、乗鞍岳と飛騨の自然を考える会 副会長、各務原市シデコブシを守る会 会長。 著書に『いちにの山歩』(地人書館)、『山の花学』(東京新聞出版局)など。
  • 青山裕子(愛知県シェアリングネイチャー協会 事務局長)
  • 飯尾俊介(東谷山湿地群保全の会 会長)
  • 岡田慶範(豊田植物友の会副会長)
  • 加藤浩司(名古屋海洋博物館 学芸員)
  • 川尻秀樹(樹木医・森林インストラクター)
  • 川村智子(名城大学薬学部 元准教授)
  • 北岡明彦(自然観察指導員)
  • 國村恵子(名古屋市水辺研究会 代表)
  • 栗谷本 征二(自然体験工房栗くり工房 主宰)
  • 篠田陽作(環境省 環境カウンセラー)
  • 滝川正子(なごや東山の森づくりの会 代表)
  • 戸苅辰弥(藤前干潟を守る会)
  • 野平照雄(自然学総合研究所 研究員)
  • 長谷川泰洋(名古屋産業大学准教授)
  • 森勇一(なごや生物多様性センターアドバイザー)
  • 水谷央(特定非営利活動法人もりの学舎自然学校代表)
  • 山田敏通(三河きのこ会)
    そのほか多数
    ※上記の講師陣は過去の実績です。年度毎に変更する場合がございます。

3、座学とフィールド実習の一体学習   ~ 講座・フィールド・班活動の連動~

座学では各分野の専門家講師が基礎から解説。
野外実習では東海地域の豊かな森・川・海などで、自然観察を体験。

 実際に自然に触れながら学ぶ楽しさがあります。
また、班活動を通して、チームワークによる実践力が身につきます。

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タイムテーブル(例)
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4.学びと実践の仲間づくり
        ~意欲旺盛な受講生が集う学びの場~

学ぶ意欲が旺盛な受講生が集まるから、関心を同じくした学びと実践の仲間ができます。クラブは、現役生と卒業生が自由参加で交流し、自分たちで計画を立てて活動します。講座とはひと味違った楽しみがあります。

〈卒業生の声〉

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「一番の収穫は同好の士、友人関係の広がりと、一緒に行動しているうちについた体力でしょうか。
「教えられる」のではなく「考え、見つける」時間の連続。
自然をみる目が養われ、豊かになったようで、道端の雑草にも優しくなりました」
(9期生 Tさん/女性)

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「基礎科と高等科で2年間の受講後、その知識と経験を生かして森林整備科と里山整備科に参加しています。体を動かし汗を流して、楽しければそれで良いと思いながらも、少しだけ知識も身につきました。あなたも一緒にやってみませんか?」(9期生 Nさん/男性)

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基礎科、高等科で2年間受講しました。植物、昆虫、野鳥、岩石について学び、「自然の素晴らしさ」に、どの講座も感動の連続でした。
また、新たな「自然友達」が沢山でき、卒業した今も「自然友達」と一緒に、野に山に湿地に川にと、新たな感動を求めて出かけています。(10期生 Mさん/男性)

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この年齢で「目から鱗がおちる」経験を得ました。フィールド学習は、子どもの頃に戻ったような感覚でした。今までは歩くだけの散歩が、学んだことを確認する場へ変化。仲間からの刺激も多々あり、積極的に外出するようになり、いつの間にか膝の痛みが治っていました。(10期生 Sさん/女性)

5、身につく深い自然観  ~自然の見方・感じ方が変わる学び~

自然の生態系の理解が身につくから、日常生活での自然の見方や感じ方が変わります。

〈卒業生の声〉

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今までは「虫が葉を食べた」程度にしか見ていなかったことが、あるチョウにとっては命をつなぐ掛け替えのない食草。植物の成長過程、動物の行動を知るほどに、その素晴らしさに感動します。活動を通して次世代へ伝えていきたいです。(9期生 Iさん/男性)

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「2年間の学びの中でたくさんの植物や昆虫に出合えたことに感謝。
「これなーに?」に名前が付き、「これ食べられる?」が食卓に並ぶ。
そんな学びがだいご味の「大学」です。自然の営みに知恵があり、それを知ることは感動です。
(8期生 Aさん/女性)

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東海シニア自然大学に入学し、いろいろ学ぶうちに、植物の分布を広げる種や根の戦略、昆虫と植物の特別な関係や越冬の仕方、鳥の産卵戦略や渡り、干潟の仕組みなど、知れば知るほど、自然や生きものへの尊敬の念が深まり、ため息が出ます。もっと知りたい!もっと学びたい!今はそんな気持ちです。
(10期生 Iさん/男性)

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サクラの季節、私はサクラしか見ていませんでした。でもその頃、ハナミズキは冬芽が膨らみ、イチョウは小さな葉を出している!気づかせてくれたのが、東海シニア自然大学での学びです。
今は、毎日がワクワクです!いつでもどこにでも、新しい発見があるのですから!
(10期生 Fさん/女性)

楽しみにしていたセカンドライフを迎えるにあたっての初めの一歩は、自然観察指導員になったこと。様々な森や緑地に出かけ、先輩から色々教えて頂きながら自然を観察するのはとても楽しく、更なるスキルアップを目指して東海シニア自然大学へ入学!新たな一歩を踏み出しました。講座では野山や水辺へ行き、様々な角度から植物や生物、地質などを見ることができました。また、相互の関わりや観察視点等々を学び、自然が好きなたくさんの人たちと出会えたことで、自然と関わる活動がさらに楽しくなり、今、充実したセカンドライフを過ごしています♪♪(15期生Sさん/女性)

自分でも驚きです。花や木の名前など 自然の事をまったく知らなかった私が、今は道端の草花や木にも興味が芽生え、楽しく観察しています。入学前は、学習について行けるか不安でしたが、植物や生き物・地質など、毎回新たな発見と驚き・感動があり、その奥深さや魅力にどんどん引き込まれています。また、学園での活動を通じて、新たな仲間もたくさんでき、観察会や懇親会なども楽しんでいます。もしも、入学を迷っている方があるなら一言!「一歩踏み出してみませんか。」私は一歩踏み出してみて、自然を観察する楽しさを知り、新しい仲間に出会え、とても楽しく過ごしています。
(17期生Mさん/男性)

 基礎科(1年間)修了後の進路

学びを継続したい方は進学ができます

1年間、基礎科で幅広い分野の知識と実習を学んだ修了生は、基礎科で学んだ知識をより深める高等科への進学ができます。さらに専門的学びや自主的な学びを広げたい方へは、自然観察科、専修科への進学ができ、何年でも学びを継続することが可能です。(専修科への進学は基礎科修了後3年以上会員継続者は対象)
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社会貢献活動での活躍ができます

学んだ知識、体験から得た想い、身につけた技、繋がった仲間
それらを活かして、多くの卒業生たちが、各地域で社会貢献活動に取り組んでいます。
森林公園整備科

地域に残った貴重な里山を守り、後世に伝えたいという思いから、平成18年OBを中心にボランティアチームを結成。それ以降、毎月2回の整備活動を継続しています。
植生調査や整備技術などの知識や技術を深めながら、充実した整備活動を実施しています。

瀬戸里山整備科

瀬戸市の里山に侵入した竹やぶを整備。
より安全で清らかな里山を維持したいという想いで仲間が集まり、平成26年度より新しくスタートした里山整備ボランティア活動です。毎月1回のペースで活動を継続しています。

環境教育科

小学校でのトワイライトや行政の受託事業、地域でのイベントなどで、 自然工作やリサイクル工作などの企画や指導を実施。自然の中で遊ぶ楽しさや、自然のしくみ・役割などを伝えるために、仲間と楽しく活動しています。

OB・OGの声 その後の活躍

夫婦でのこれからの人生に「退屈」なし

自然観察会ボランティア・クラブ活動

卒業後、私は自然観察会のボランティアと、学園のクラブ活動に参加しています。
夫は山登りのグループをつくって、生きいきしています。
2人のスケジュール帳は、観察会、登山、クラブと予定がびっしりです。
夫婦共通の仲間もできました。これからの人生、退屈することはないでしょう。
(8・4期生 Kさん夫妻)

仲間の声が響き、汗と笑顔が光る大切な時間

竹藪整備ボランティア

講座で竹藪整備の必要性を知り、一日体験に参加。太い竹をノコギリで伐り倒し、枝を払い、整頓して数カ所にまとめる。
この地道な作業が、暗く荒れた竹藪を光の届く美しい竹林に変える!

それから5年「竹藪整備ボランティア」の活動を継続しています。
仲間の声が響き、額に滲んだ汗と笑顔が光ります。今後もこの時間を大切にし続けます。
(4期生 Hさん)

感動という宝物、伝えることに挑戦

卒業して10年、自然への探究心は深まるばかりで尽きません。
同じ公園でも出かけるたびに新しい発見があり、喜びが見つかります。

「カラスノエンドウの種がはじけた!どんな種がどこまで飛んだ?」「メタセコイアの雌花?見つけた!」植物の知恵や能力に感動! この宝物を、子どもたちや仲間に伝えることにも挑戦しています。
(1期生 Sさん)

子どもたちから得る素敵な瞬間!

環境教育科 自然工作企画・指導

卒業後は環境教育科で、自然素材にひと工夫加えた工作の企画や指導に挑戦しています。
子どもたちに自然素材の魅力を伝えながら指導するとき、私たちが得るものは大きい! あっと驚くような発想、がんばって完成させたときのキラキラのひとみ、大切に持ち帰るときの心。素敵な瞬間を味わいながら、今後も新しい作品開発を楽しみます!
(3期生 Kさん)

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